奈良教育大学
教育学部
教職連携講座

准教授

竹村謙司

タケムラ ケンジ
TAKEMURA Kenji
  • 1966年生まれ
  • Tel.0742-27-9175

学内兼務所属、兼務職、管理運営

  1. 奈良教育大学 大学連携準備室委員
  2. 次世代教員養成センター 次世代教員養成センター(担当教員)

経歴

  1. 奈良県立教育研究所 教育経営部 係長 2018/04/01-2020/03/31
  2. 奈良県教育委員会事務局 学校教育課 教職員課 指導主事 管理主事・係長 2007/04/01-2018/03/31
  3. 奈良県公立学校教員 奈良県立吉野高等学校 奈良県立奈良高等学校 教諭 1990/04/01-2007/03/31

学歴

  1. 京都大学 理学部 数学専攻 1990/03/24 卒業 日本

学位

  1. 理学士 京都大学 1990/03/24

免許・資格

  1. 高等学校教諭一種免許状(数学) 1990/03/31
  2. 中学校教諭一種免許状(数学) 1990/03/31

教員からのメッセージ

 大学での学びを通して、教員としての基礎的な資質能力を確実に育成したいと考えています。教職実践演習を中心に、学校現場での実践に資する教育内容である、教科教育やグローバル化、特別支援教育、ICT活用等に関する資質能力を学生の皆さんに身に付けてもらえるよう、一緒に学び支援したいと思います。
 さらに、教員は養成の期間よりもその後の教職生活の方が長いことから、養成段階で獲得した資質能力の保持・向上を図るため、教職生活全体を通じて学び続ける教員を目指してもらいたいです。そのための多様なキャリアプランの在り方を、学生の皆さんに示していきたいと考えています。

研究分野

  1. 教育学
  2. 教科教育学

研究キーワード

  1. 教師教育(教員研修、養成と研修の一体化)
  2. 算数・数学教育(教科指導法)

研究テーマ

  1. 教員養成・教員研修の高度化の実現に向けた具体的内容や実施方法の構築 2020/04/01-現在
  2. 教員養成講座におけるプログラム運営やプログラム内容、受講生の資質・能力の向上を促す方策の研究 2018/04/01-現在
  3. 算数・数学の教科指導における、児童・生徒の思考力を高め、その特性を引き出す実践的な指導方法の開発 1990/04/01-現在

論文

  1. 研究論文(大学,研究機関紀要) 共著 「奈良県次世代教員養成塾」の取組と教育効果の検証 -受講生への質問紙調査等の比較結果から- 竹村謙司・石井宏典・河﨑智恵 奈良県立教育研究所令和元年度研究紀要 奈良県立教育研究所 1, 1-22 2020/05/12 2434-9518 URL  未来の奈良県の教育を担う人材育成を目的として、奈良県教育委員会及び奈良県内に大学法人を置く教員養成系の大学が連携して、平成30年度より高校生を対象とした「奈良県次世代教員養成塾」を新規開講した。平成30年第1期受講生、令和元年度第2期受講生を対象に、本プログラム受講前、受講中、受講後に質問紙調査を実施した。その結果、「自己理解・自己管理能力」「人間関係形成・社会形成能力」「課題対応能力」「キャリアプランニング能力」及び「教職開発力」に関わる項目の向上が見られ、プログラム内容の有効性が認められた。
  2. 研究論文(大学,研究機関紀要) 共著 高校生の実学教育に関する一考察 -高校生への質問紙調査等の結果から見た実学教育としてのインターンシップの検討- 竹村謙司・辻智子 奈良県立教育研究所令和元年度研究紀要 奈良県立教育研究所 2, 1-31 2020/05/12 2434-9518 URL  奈良県立高等学校適正化実施計画に基づき、令和2年度から、「魅力と活力あるこれからの高校づくり」をコンセプトに、学校再編や教育内容の再編成、教育環境の整備が推進される。同計画の中に、「高等学校教育の質向上」の方向性の一つとして、「社会とつながる実学教育の推進」が示されており、その目標の一つに「インターンシップの充実等キャリア教育の推進」が挙げられている。実学教育の理論研究の一つとして平成29年度に実施した、高校生の意識とインターンシップについての調査分析から、参加生徒の奈良県内での就業意欲及び地域への関心が高まることが示唆され、また、令和元年度に実施した有給によるインターンシップに関する調査分析から、参加生徒の社会を実感した勤労観・職業観の育成につながる可能性があることが示唆された。
  3. 研究論文(大学,研究機関紀要) 共著 次世代型教員養成の在り方に関する予備的考察 -高校生を対象とする奈良県次世代教員養成塾受講生への質問紙調査等の結果から- 石井宏典・竹村謙司 奈良県立教育研究所平成30年度研究紀要 奈良県立教育研究所 32-47 2019/05/15 2434-9518 URL  平成30年度から実施された奈良県次世代教員養成塾において、未来の本県教育を担う人材を育成することを目的として、奈良県の小学校教員を目指す高校生が、「学ぶこと」の意味を考え、自らの目標を達成するために「学ぶ」行動を起こし、さらにキャリアデザインにつながる内容のプログラムを実施した。結果、受講生に「課題対応能力」に関わる項目である「困難な事態での問題を発見する力」の向上において、本プログラムが有効であることが示唆された。
  4. 研究論文(大学,研究機関紀要) 単著 数理的な見方や考え方を伸ばす学習指導の工夫と実践 -微分積分をイメージする指導法- 竹村謙司 奈良県立教育研究所平成7年度奈良県教育委員会指定研究員研究集録 奈良県立教育研究所 3, 115-116 1996/03/29 1342-1093  現行の学習指導要領における高等学校数学の目標の一つに、数学的な見方や考え方のよさを認識させるという点が挙げられている。この目標を踏まえ、微分積分の学習から、計算のみの印象を払拭し、微分の記号dy/dxの持つ分数であるかのようなイメージを大切にして、合成関数の微分法などをスムーズに導入する指導法や教材についての研究、及び授業実践を行った。

研究発表

  1. 口頭発表(招待・特別) 奈良県次世代教員養成塾 教育フォーラム「教員を志す高校生へのキャリア支援を考える」 2019/11/24  教職を志す高校生に向けて実施されているキャリア支援の取組を参照しながら、高校生へのキャリア支援の在り方を考えていくフォーラムに招待され、奈良県次世代教員養成塾の取組を紹介するとともに、フォーラム「教員を志す高校生へのキャリア支援を考える」におけるパネラーとして協議・討論を行う。
  2. 口頭発表(一般) 次世代型教員養成の在り方について -高校生を対象とする奈良県次世代教員養成塾の取組- 令和元年度近畿地区教育研究(修)所連盟研究発表大会 2019/11/07  平成30年10月から実施している奈良県次世代教員養成塾を、次世代型の教育を担う教員養成の一つの研究実践ととらえ、「振り返りシート」を用いたドキュメント記述及び調査項目の結果を定量的かつ定性的に分析することで、この取組におけるプログラム内容と受講生の資質や能力の向上の関係性について考察し、効果的な教員の人材育成について検証するとともに、プログラム内容の妥当性の検討や、今後実施するプログラム内容の改善に活用することを研究目的とした。
  3. 口頭発表(一般) 数理的な見方や考え方を伸ばす学習指導の工夫と実践 -微分積分をイメージする指導法- 第43回近畿算数・数学教育研究兵庫大会 1996/11/22  現在の高等学校における微分積分のカリキュラムは、まず接線の傾きを考えることから微分係数及び導関数を定義し、次に微分の逆演算として積分を定義するのが一般的である。そして、結果的に積分が面積や体積を表すことを導いている。この指導法では微分積分を単なる計算の手段としてとらえてしまう傾向が強く、用いられる記号の意味も理解しづらいものと思われる。そこで微分積分の持つ本来の意味を少しでもイメージすることができるように、指導法や教材について工夫と実践の研究を行った。

受賞学術賞

  1. 平成17年度奈良県公立学校優秀教職員表彰 高等学校教科教育の部 数学的な発想の向上を目指した実践について 「柔軟な思考力を伸ばす問題に取り組む」 2005/11/01  数学は、その発想や考え方のよさを知ることで、より生徒の感性に訴えることができ、興味を持って問題に取り組むことができる。そのため、数学的な発想や学力の向上を目的とした指導内容や実践方法について研究している。  本校での実践としては、授業の内容に対応した形で数学的に興味深い問題を提供し、数学的な発想の向上を図っている。オープンプロブレムの形式をとり、生徒は自由な発想で問題を考えている。そして、どの解答についてもその考え方のよさを発見させるという点に留意している。

担当授業科目

  1. 学校フィールド演習Ⅰ(学校体験活動)
  2. 奈良と教育 -ここはどこ? 私はだれ?-

教育活動

  1. 次世代教員養成プログラム実行委員会委員(県内教員養成系大学及び奈良県教育委員会) 2020/04/01-現在 県内国・公・私立高等学校等に在籍する小学校教員を目指す生徒を対象に、未来の本県教育を担う資質・能力を育成することを目的として、県内に大学法人を置く教員養成系大学(畿央大学、帝塚山大学、奈良学園大学、奈良教育大学、奈良女子大学、大和大学)と連携・協力し、高校の2年間と大学進学後4年間の6年間を通じて継続したプログラムを実施するため、プログラム実行委員会委員としての業務を行う。
  2. 奈良県立奈良北高等学校数理情報科学校設定科目「理数数学序論」教材原稿執筆(奈良県立奈良北高等学校) 2019/08/01-2020/03/31 令和2年度から新設される奈良北高等学校数理情報科において、学校設定科目「理数数学序論」が開講される。この科目の教科書作成委員として、教科書原稿を執筆する。内容としては、微分や積分の基本的な考え方や発想を、中学校までの知識をベースに、物理、情報、三角比・三角関数等との関連を踏まえて理解することにより、計算手法の習得だけではない微分積分の概念を学ぶ。物理基礎,数学Ⅰ,数学Ⅱの学習内容を踏まえた構成となっている。
  3. 「奈良県次世代教員養成塾」プログラム開発及び運営事務(奈良県教育委員会) 2018/10/06-現在 県内国・公・私立高等学校等に在籍する小学校教員を目指す生徒を対象に、未来の本県教育を担う資質・能力を育成することを目的として、県内に大学法人を置く教員養成系大学(畿央大学、帝塚山大学、奈良学園大学、奈良教育大学、奈良女子大学、大和大学)と連携・協力し、高校の2年間と大学進学後4年間の6年間を通じて継続したプログラムを実施するため、プログラム開発及び運営事務責任者としての業務を行う。
  4. 「『まなび』NEXT10プラン」講師(奈良県立五條高等学校・奈良県立教育研究所)2019年10月~2020年1月 2019/10/04-2020/01/23 五條高等学校普通科まなびの森コースにおいて、従来の「学び」ではなく、新たな「まなび」の枠組みを柱にした学校づくりを行うため、今後10年間のまなびの森コースの在り方を考えた「まなび」NEXT10プランを実施する。そのプランの一環として、授業公開、報告会等を行うための講師として、講義、公開授業、指導助言を行う。
  5. 教育フォーラム「教員を目指す高校生へのキャリア支援を考える」講師及びパネラー(千葉大学) 2019/11/24-現在 教職を志す高校生に向けて実施されているキャリア支援の取組を参照しながら、高校生へのキャリア支援の在り方を考えていくフォーラムに招待され、奈良県次世代教員養成塾の取組を紹介するとともに、フォーラム「高校生へのキャリア支援のあり方を考える」におけるパネラーとして協議・討論を行う。

所属学協会

  1. 日本教師教育学会 2020/04/01-現在
  2. 日本数学教育学会 2020/04/01-現在

委員歴、役員歴

  1. 次世代教員養成プログラム実行委員会(県内教員養成系大学及び奈良県教育委員会) 次世代教員養成プログラム実行委員会副委員長 2020/04/01-現在
  2. 平成22年度奈良県教育委員会学力調査活用アクションプラン推進協議会(奈良県教育委員会) 平成22年度奈良県教育委員会学力調査活用アクションプラン推進協議会委員 2010/05/20-2011/03/31