奈良教育大学
大学院教育学研究科
教職開発講座

准教授

前田 康二

マエダ コウジ
MAEDA Koji

学内兼務所属、兼務職、管理運営

  1. 奈良教育大学 学長補佐(地域連携担当)
  2. 奈良教育大学
  3. 奈良教育大学

経歴

  1. 奈良県立高田高等学校 教諭 1992/04/01-1999/03/31
  2. 奈良県立郡山高等学校 教諭 1999/04/01-2008/03/31
  3. 奈良県教育委員会事務局 学校教育課 指導主事 2008/04/01-2014/03/31
  4. 奈良教育大学 大学院教育学研究科教職開発専攻 准教授 2014/04/01-現在

学歴

  1. 京都大学 文学部 文学科言語学専攻 1992/03 卒業

学位

  1. 文学士 京都大学文学部

免許・資格

  1. 中学校教諭一種免許状(外国語(英語))
  2. 高等学校教諭一種免許状(外国語(英語))

研究分野

  1. 外国語教育(英語教授法)
  2. 教育学(教師教育)

研究キーワード

  1. 動機づけ
  2. 「流暢さ」の育成
  3. 小・中・高・大接続
  4. 学び続ける教員
  5. 目標・指導・評価の一体化
  6. アクティブ・ラーニング
  7. 教員養成と教員研修の接続

研究テーマ

  1. 英語教育に係る教員の指導力向上 2014/04/01-現在
  2. 英語4技能における流暢さの育成 2015/01/01-現在
  3. 学校・教育委員会・大学の協働による「学び続ける教員」の育成 2015/04/01-現在

著書

  1. 教師のための多様性理解ハンドブック 生田周二、今正秀、橋崎頼子、前田康二、渋谷真樹、和泉元千春、吉村雅仁、河﨑智恵、金井景子、越野和之 2019/03
  2. 英語総合インディケーター<初級> テリー・オブライエン、三原 京、前田康二、木村博是 株式会社 南雲堂 2018/02/15 978-4-523-17853-8 英語の基礎を固め、総合的な英語力を強化することを目的とした、初級レベルの英語総合教材
  3. 奈良県高等学校教育課程編成の手引(奈良県教育委員会, 2011)共著 全39ページ, pp.1-39 2011
  4. 奈良県中学校教科等指導資料外国語(奈良県教育委員会, 2010)共著 全24ページ, pp.1-24 2010
  5. 奈良県小学校教科等指導資料外国語活動(奈良県教育委員会, 2009)共著 全377ページ, pp.305-329外国語活動 2009

論文

  1. 研究論文(大学,研究機関紀要) 共著 小学校英語におけるブレンディッド・ラーニングを取り入れたコミュニケーション意欲を高める取組の考察-コミュニケーション能力の「社会言語能力」「方略的能力」を意識させる実践を通して- 角谷尚樹、前田康二 奈良教育大学教職大学院研究紀要「学校教育実践研究」第11号 奈良教育大学大学院教育学研究科専門職過程教職開発専攻 21-33 2019/03/31 2020年度から小学校外国語科が本格実施されるが、小学校現場には課題が山積している。その一つとして、コミュニケーション能力の4つの要素(Canale 1983)のうち、これまで歌やゲームを扱いながら英語の音声や表現に慣れ親しむ活動(「文法能力」)に重点を置く指導が多くなされ、コミュニケーション能力の総合的な育成に意を用いてこなかったため、児童に自信をもってやりとりさせるに至っていなかったことに着目した。本研究ではブレンディッド・ラーニングを取り入れ、「社会言語能力」「方略的能力」を意識させる授業実践を小学校6年生の1単元で行ったところ、児童のパフォーマンスの相手意識をもってコミュニケーションする力や、非言語的な手段で効果的にコミュニケーションする力が向上し、外国語不安の軽減、コミュニケーション意欲の向上が見られた。
  2. 研究論文(大学,研究機関紀要) 共著 協働して授業力向上を目指す研修による小学校若手教員の変容ー研究 授業後の省察内容に着目してー 前田康二、石井宏典 奈良教育大学 次世代教員養成センター研究紀要 第5号 奈良教育大学次世代教員養成センター 207-215 2019/03/29 2189-3039 本研究では、 授業研究において、① どのような省察が、若手教員の授業に関わる力量の形成に有効であるのか 、 ②若手教員の授業に関する実践的知識 は、どのように変容していくのか、 の2点を明らかにするため、 奈良県 立教育研究所と奈良教育大学が連携、協働して 実施している 奈良県小学校若手教員研修 の平成 29 年度拠点校における年4回の授業研究時の記録から、若手教員の授業後の振り返りのドキュメントを 分析した。 結果、① 省察には、 個人の省察、信頼のある同僚教員や先輩教員等との関係性に基づく省察、そして、有識者等の指導助言に特徴的な高次元での省察があり、その3つが相互に関連しながら進められていくことが有効であること、②授業に関する実践的知識は 、授業を構成する各要素に関する単一の知識から、より 複合的なものになっていく が、 その複合化の過程は一様なものではな いことが明らかになってきた。
  3. (MISC)速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要) 共著 双方向遠隔授業システムの活用による養成と研修の融合の試みー教員養成課程の学生が若手教員の研修から学ぶ仕組みづくりを目指してー 前田康二、中澤隆志、石井宏典 奈良教育大学教職大学院研究紀要「学校教育実践研究」第10号 奈良教育大学大学院教育学研究科専門職学位課程教職開発専攻 10, 123-128 2018/03/31 1883-6585 本報告は、平成29年度に本学において双方向遠隔授業システムを活用して実施した、本学学生が小学校現場の若手教員の研修から授業づくり等について学ぶ取組みの概要の記録である。4回にわたり、本学と県内小学校を双方向のコミュニケーションが可能なテレビ会議でつなぎ、本学学生が、若手教員の授業及び授業後の研究協議等の視聴や、質疑応答などによる小学校教員との交流を通して、授業づくりや学校現場における授業研究の在り方、また教職全般について学ぶ機会をもった。参加学生へのアンケート及び関係者への聞き取りから、これらの取組みを通して、教員養成課程の学生が、年齢の近い採用2、3年目の教員が研修する姿に触れることで、近い将来の教員としての自分自身の姿が視覚化でき、教員になりたいという動機づけを高めることができる可能性が示唆された。
  4. 研究論文(大学,研究機関紀要) 共著 学校・教育委員会・大学の協働による「学び続ける教員」の育成-小学校若手教員育成システム開発事業1年目の成果と課題から- 前田康二、小柳和喜雄 次世代教員養成センター研究紀要 奈良教育大学次世代教員養成センター 3, 89-97 2017/03/31 2189-3039 奈良県教育委員会が実施している 「奈良教育大学との連携による小学校若手教員育成研修システム開発事業」は、小学校若手教員自らが協働を通して①授業力、②同僚性、③向上心を身に付け、「学び続ける教員」としての基盤をつくる研修システムの開発を目的としている。本研究では、本事業の1年目の取組について、事業目的を達成するために意図され実施された4つの協働に焦点を当て、その記録から、どのような取組が行われ、それに対してどのような成果が見えてきたのか、また運用を通じてどのような課題が出てきたのかを明らかにすることを目的としている。分析にあたっては、事業の経過観察記録、研修対象の若手教員及び勤務校の校長、教頭へのアンケート及び聞き取り、児童へのアンケート、県立教育研究所指導主事、奈良教育大学教職大学院教員への聞き取りなどにより得られた定量的、定性的なデータを手がかりに、分析し考察している。
  5. 研究論文(大学,研究機関紀要) 単著 フォーカス・オン・フォームによる小学校教員の英語運用能力の育成 前田康二 奈良教育大学教職大学院研究紀要「学校教育実践研究」第9号 奈良教育大学大学院教育学研究科専門職学位課程教職開発専攻 9, 73-83 2017/03/31 1883-6585 小学校における英語教育が関心を集めているが、この分野においての教員養成及び研修が確立されているとは言えない。教員の英語運用能力の育成は、指導技術の習得とともに喫緊の課題である。本稿では、どのような教材を使ったどのような指導が小学校教員に求められる英語運用能力の育成に効果的であるかについて、教員養成課程の3人の大学院生を対象とした指導から考察する。3人の学生それぞれに対して、小学校での英語指導に必要な場面に直結したタスクを用い、過去形の明示的な指導と未来形の暗示的な指導をそれぞれ3回ずつ実施し、それらの文法項目の運用についての向上を事前テストと事後テストで測定した。結果からは、明示的なフォーカス・オン・フォームによる指導が、正確さ及び流暢さの両面の向上に有効であることが考えられる。今後、方法の改善とともに、対象者及び指導回数の増加などにより、この分野での研究を継続していく必要がある。

研究発表

  1. 口頭発表(一般) 教育委員会との協働による 小学校若手教員の研修と教員養成の充実 平成30年度日本教育大学協会研究集会 2018/10/13 平成27年度から奈良県立教育研究所と協働で開発した小学校採用2、3年目教員を対象とした研修システムによる現職教員研修と、その研修を教員養成の充実に生かす取組について報告した。具体的には、研修システム開発の背景、システム開発と改善の経緯、研修の成果と課題、研修を教員養成に活用する取組の概要とその成果と今後の展望を、質問紙調査、聞き取り調査等のデータからの定量的、定性的分析を踏まえ述べた。
  2. 口頭発表(一般) 協働して授業力向上を目指す研修による小学校若手教員の変容― 授業後の省察内容に着目して ― 日本教師教育学会第28回研究大会 2018/09/29 奈良県教育委員会と奈良教育大学が連携して実施している小学校若手教員育成事業において、拠点校教員が、研究授業後の協議で、授業に関するどのような知識領域に基づいて省察したのかを分析し、その変容を考察した。
  3. 口頭発表(一般) The Development of a Program to Enhance and Deepen the Reflective Thinking of the Graduate Students through the Collaborative Reflection in Lesson Studies Lesson study international congress 2018/06/07 The purpose of this study is to develop a program to enhance and deepen the reflective thinking of the graduate students through analyzing the outcomes of the collaborative reflection in lesson studies. This project started on April, 2017 and finished on December, 2017. The participants in the study were 15 pre-service teachers (PT) and 7 in-service teachers (IT) in the same graduate course. They were divided into seven groups, each of which has one IT and some PTs, and engaged in our collaborative reflection program. All reflective writings of ITs and PTs were analyzed the focus and level of reflection and the pedagogical knowledge by Yoshizaki’s (1987) frameworks. Also, triangulation and member checks are used to ensure credibility of the findings (Lincoln & Guba, 1985). We are analyzing the collected data now and we will be able to show the specific results and the design of the program in detail.
  4. 口頭発表(一般) 小学校若手教員の授業力向上のための研修システムの開発と改善ー同僚との協働、他校同年代教員との協働の促進に着目してー 日本教師教育学会第27回研究大会 2017/10/01
  5. シンポジウム・ワークショップ パネル(指名) 教員養成と現職研修の連続性と非連続性の関係を問う「指標及び研修計画の策定に向けた奈良県の取組」 日本教師教育学会第27回研究大会 2017/09/30

担当授業科目

  1. 授業設計と評価
  2. へき地学校実習
  3. 課題解決実習Ⅰ
  4. 課題解決実習ⅡA
  5. 学校実践省察

教育活動

  1. 十津川サマースクール(へき地学校実習) 2016/08/23-2016/08/25 教職大学院生と十津川村の小学生との学習交流

教科書・教材

  1. 奈良TIME指導事例集(奈良県教育委員会, 2012)共著(指導事例全68ページ、資料編全65ページ, 指導事例pp.45-50、資料編pp.29-32) 2010

地域貢献、国際貢献、学会活動

  1. 外国語科のカリキュラム、指導法、教材開発等に係る指導助言 2016/11/30-現在
  2. 小・中を通じたコミュニケーション能力を育てる英語教育 2016/11/25-現在
  3. 外国語科のカリキュラム、指導法、教材開発等に係る指導助言 2016/11/22-現在
  4. 平城高校教育コース「教育入門」における高校生と大学院生の学習交流のコーディネート 2016/11/16-現在
  5. 小学校英語教科化に対応した指導と評価 2016/10/23-現在

所属学協会

  1. 日本教育方法学会
  2. 日本教師教育学会
  3. 日本国際理解教育学会
  4. 小学校英語教育学会
  5. 関西英語教育学会

委員歴、役員歴

  1. 奈良県立郡山高等学校 学校運営協議会委員 2019/04/01-現在
  2. 松阪市教育委員会 松阪市英語コミュニケーション力向上推進事業に係る外国語指導助手派遣業務公募プロポーザル審査委員会委員 2019/01/28-2019/03/31
  3. 奈良県立教育研究所 奈良県立教育研究所研究紀要編集委員会委員 2018/12/18-現在
  4. 奈良県教育委員会 奈良県立国際高等学校検討協議会委員 2018/11/13-現在
  5. 生駒市教育委員会 生駒市学校教育のあり方検討委員会委員 2018/06/25-2020/06/24