奈良教育大学
教育学部
理科教育講座

教授

石田 正樹

イシダ マサキ
ISHIDA Masaki

経歴

  1. University of Hawaii, Department of Microbiology 博士研究員(ポスドク) 1992/09-1996/03
  2. 理化学研究所フォトダイナミクス研究センター光生物チーム  光生物チーム フロンティア研究員 1996/04-1997/02
  3. 三重大学医学部生理学第一講座 文部科学教官助手 1997/03-2003/02
  4. 理化学研究所フォトダイナミクス研究センター光生物チーム  光生物チーム 非常勤研究員(兼任) 1997/04-1997/09
  5. 三重大学教育学部理科教育 非常勤講師(兼任) 生物学実験分担 2002/04-2003/03
  6. ユマニテク歯科衛生専門学校 非常勤講師(兼任) 生理学担当 2002/05-2003/02
  7. 奈良教育大学理科教育講座生物学教室 文部科学教官助教授 2003/03-2009/03/31
  8. 高知大学理学部 講師 (兼任)「生物科学特講」担当 2003/09/01-2003/09/30
  9. 三重大学教育学部 理科教育 非常勤講師(兼任) 生物学実験分担 2006/04/12-2007/03/31
  10. 山口大学大学院理工学研究科 非常勤講師(兼任) 生物学特殊講義担当 2008/04/01-2009/03/31
  11. 奈良教育大学理科教育講座生物学教室 教授 2009/04/01-現在
  12. 静岡大学理学部 非常勤講師(兼任) 細胞構造学担当 2013/06/01-2014/03/31
  13. 奈良教育大学自然環境教育センター センター長 2014/04/01-2016/03/31

学歴

  1. 広島大学 生物圏科学研究科 細胞機能科学 博士前期 1989/03 修了
  2. 広島大学 生物圏科学研究科 細胞機能科学 博士後期 1992/03 修了
  3. 高知大学 理学部 生物・動物生理学 1987 卒業

学位

  1. 理学士 高知大学 1987/03
  2. 学術修士 広島大学 1989/03
  3. 博士(学術) 広島大学 1992/03

研究分野

  1. 科学教育・教育工学
  2. 細胞生物学
  3. 動物生理・行動

研究キーワード

  1. 細胞生物学
  2. 動物生理・行動
  3. 科学教育・教育工学

研究テーマ

  1. 細胞の浸透圧調節に関する研究 液胞型プロトンポンプ,収縮胞 - 1992-現在
  2. 細胞の食作用機構に関する研究 酸性小胞,ライソリーム,食胞 - 1992-現在
  3. 細胞内小胞輪送に関する研究 細胞質ダイニン,微小管 - 1992-現在

外部資金(競争的資金)等の研究課題

  1. 繊毛病に関する繊毛打制御の分子機構の解析 基盤C 2009-2011
  2. 気候変動が引き起こす原生動物の多様性減少モニタリングのための分類学的基盤の構築 基盤B 2009-2009
  3. ゾウリムシの細胞内膜輸送に関する研究 その他 2007/04-2010/03
  4. ミドリゾウリムシにおける排他的細胞内共生システムの成立機構 基盤C 2004-2006
  5. 『男と女とオスとメスー性の進化をさぐる』 公開講座 受託研究 三重大学教育学部 2001/11-2001/11 特記事項(独立行政法人国立オリンピック記念青少年総合センター助成金  )

著書

  1. デジタルプランクトン図鑑:さぎ池(浮見堂)でくらすプランクトン 勝原崇、石田正樹 奈良教育大学 2015/03
  2. 研究者が教える動物飼育 第1巻 ゾウリムシ,ヒドラ,貝,エビなど・ゾウリムシ 大畠(尾張)慶子、石田正樹 共立出版(東京) 2012/05 978-4-320-05718-0
  3. 奈良教育大学附属幼稚園デジタルむしずかん 西野愛美子、石田正樹 奈良教育大学理数教育研究センター 2012/03

論文

  1. 研究論文(大学,研究機関紀要) 共著 ESDワークショップ2017「OOOBRにおけるESD」の教育実践報告 ~防災教育教材の開発~ 石田正樹, 松井淳, 辻野亮, 岡村泰斗 奈良教育大学自然環境教育センター紀要 奈良教育大学自然環境教育センター 19, 39-54 2018/03 2017年9月30日~10月1日、上北山村村民総合会館(奈良県吉野郡上北山村) において、 2017年度奈良教育大学学長裁量経費の支援を受けたESDワークショップ2017が開催された.参加者にとっては、“Leave No Trace”を通してESDの本質を学ぶ非常に充実した講義内容であり、収穫の多い濃密な二日間であった。今回のワークショップでは、くしくも留学生3名の参加が得られたことにより、異文化コミュニケーションまでもが行われ、文部科学省の日本ユネスコ国内委員会が掲げるESDの理念中の、生物多様性学習、環境学習、防災学習に加え、国際理解学習といった内容が展開された
  2. 研究論文(大学,研究機関紀要) 共著 奈良教育大学自然環境教育センター奈良実習園における プランクトン及び底生生物の個体群動態 田中千裕, 石田正樹 奈良教育大学自然環境教育センター紀要 奈良教育大学自然環境教育センター 19, 1-15 2018/03 本研究では奈良教育大学自然環境教育センター奈良実習園の溜池と水田においてプランク トン及び底生生物に関する種数と個体数密度の調査を実施した。結果として、溜池(農薬不使用) で42属、田1 (農薬不使用) では35属、田2 (農薬使用) では20属が確認された。溜池では、藍藻、珪藻、緑藻、鞭毛藻といった独立栄養生物において、個体数密度のピークが春(4月) と秋(11月) に見られ、原生動物、輪形動物、節足動物といった従属栄養生物は、独立栄養生物の増加に遅延する形で若干の増減が見られた。二つの田の比較では、無農薬栽培の田1と比較して、田2では除草剤・化学肥料散布や殺菌剤散布の後に独立栄養生物の有意な増加が観察された。田2では農薬や化学肥料の散布により有機物濃度が上がり、これらが独立栄養生物の個体数密度に影響した可能性が考えられた。
  3. 研究論文(学術雑誌) 共著 Improved isolation method to establish axenic strains of Paramecium Masaki ISHIDA and Manabu HORI Jpn. J. Protozool. Japan Society of Protistology 50/ 1,2, 1-14 2017/11/30 10.18980/jjprotozool.JJP16-05
  4. 研究論文(大学,研究機関紀要) 共著 脂質親和性プローブを用いたゾウリムシ収縮胞複合体膜の動態解析 喜多村美香, 石田正樹 奈良教育大学自然環境教育センター紀要 奈良教育大学自然環境教育センター 18, 1-7 2017/03/20 2188-7187 本研究では、収縮胞複合体を構成する膜区画間での膜融合の動態を可視化するために、脂質親和性の高い蛍光色素であるFM 4-64 を用いてゾウリムシの膜を染色し、いくつかの新しい知見を得た。
  5. (MISC)会議報告等 共著 公開シンポジウム「紀伊半島の自然災害と防災教育を考える」の報告 辻野亮、石田正樹 奈良教育大学自然環境教育センター 自然と教育 26, 11-15 2016/05/01 奈良教育大学自然環境教育センター、理数教育研究センター、ならびに保健センターの三センターが主催する本公開シンポジウムでは、3名のシンポジストを迎え、本学事務棟2階大会議室にて開催された。一般ならびに本学の学生・教員を含め52名の参加者を得て、活発な質疑応答が行われ、地域ならびに本学の防災意識と知識の向上につながる有意義な勉強会となった。

研究発表

  1. ポスター発表 機械刺激がゾウリムシの逃走反応を誘導するしくみ 第56回日本生物物理学会年会 2018/09/15 URL In Paramecium, a mechanical stimulus applied to the posterior part increases permeability to potassium ions and cause hyperpolarization, and they show rapid forward swimming, so-called Escape response. The molecular mechanism of the mechanoreceptor-behavior linkage is not clear, therefore, we analyzed the function of Adenylate cyclases (ACs) and Stomatin-like proteins (SLPs) in mechanoreception with RNAi method. The results we obtained in the present study suggested the possibility that SLPs is a mechanoreceptor. Additionally, we obtained results demonstrating that AC1 and AC2 are essential for escape response induced by mechanical stimulation.
  2. 口頭発表(一般) トビズムカデの聴覚 日本音響学会 2018年秋季研究発表会 2018/09/12 URL 本研究では、トビズムカデ (Scolopendra subspinipes mutilans) の聴覚に関する知見の集積を目的とし、手法はムカデ綱と同じく節足動物門に属する昆虫綱(六脚亜門)に実行されてきたものを用いた。本研究では、S. subspinipes mutilans に対して媒質の異なる二種類の音波刺激を用い、記録された動画を基に行動分析や反応行動の定量化を行った。結果として、S. subspinipes mutilans は音(空気中の音波)を受容せず、50〜5,000Hzの振動(固体中の音波)のみを受容する聴覚を備えていることが明らかとなった。昆虫綱における聴覚器官の研究との対比により、S. subspinipes mutilans の聴覚器官は歩肢に存在している可能性が考えられた。
  3. 口頭発表(一般) トビズムカデの聴覚機能について 日本土壌動物学会第41 回大会 2018/05/26
  4. 口頭発表(一般) 和歌山県田辺湾におけるミズクラゲの季節消長 第14回日本刺胞動物等研究談話会 2018/05/20
  5. ポスター発表 奈良教育大学ESDワークショップ2017実践報告ーOOOBRにおけるESDー. 日本ESD学会第1回近畿地方研究会 2018/02/12 2017年度奈良教育大学学長裁量経費の支援を受け、2017年9月30日~10月1日、上北山村村民総合会館(奈良県吉野郡上北山村河合)において、ESDワークショップ2017を開催した。ワークショップ初日には、昼間に和佐又山における自然観察講座、夜間にはLNTガイダンスを実施した。ワークショップ二日目には、大台ヶ原・大峯山・大杉谷ユネスコエコパーク(OOOBR)において、森林再生講座、LNT講座1「事前の計画と準備」、LNT講座2「影響の少ない場所での活動」、野外救急法講座1「不安定な場所での前腕ケガへの対応」、野外救急法講座2「アナフィラキシー・ショックへの対応」、野外救急法講座3「搬送法」を展開した。

受賞学術賞

  1. 自然科学への扉に 奈良教育大学附属幼稚園デジタルむしずかん 2012/05/22
  2. ネットに水生生物図鑑~顕微鏡の使い方や採集方法も~奈良教育大学の石田教授ら 水の中の小さな生き物ずかん(水棲プランクトンずかん) 2009/06/01

担当授業科目

  1. 新理数教育Ⅰ
  2. 新理数教育 III
  3. 新理数基礎ゼミナールI
  4. 先端科学の基礎概念
  5. 系統学実験

教科書・教材

  1. センター共同防災プロジェクト 2016/09 2015年度より開始した本プロジェクトにより得られた防災教育に関する知見を、広く地域社会に還元するために、また、今後本プロジェクトにより実施される様々な活動に本学全体や地域社会の方々がより多く参加していただくために、ホームページを開設した。本プロジェクトが中心となり、これまでに構築した地域連携の基盤をさらに強固なものとすることで、本学ミッション“地域の教員養成機能に関して中心的役割を果たす”ことを目指している。

地域貢献、国際貢献、学会活動

  1. サマースクール2018イン曽爾 サエンスルーム「虫とり」 2018/08/26-2018/08/26
  2. 教員免許更新講習・選択領域・共通コース「奈良の自然と災害を知って子供をまもる〜防災教育入門〜」コーディネーター 2018/08/17-2018/10/20 奈良県のこどもたちやその家族を守るために、奈良県で起こる可能性の高い災害について山間部や都市における災害に関する知識を深めるとともに、学校における防災教育推進プランの紹介や災害が起こったことを想定した思考トレーニングならびに防災の基礎知識について講義を行う。
  3. ならやまオープンセミナー「夏の森を親子でたのしもう」 2018/07/21-2018/07/23 本講座は、上北山村小学校跡地においてキャンプ生活をおくり、自然を親子で慣れ親しむとともに、そこに生息する動物、植物、昆虫などの観察を通して自然とふれあうことで、自然の営み、自然と人間の関わり等、自然の大切さを改めて認識させることを目的としている。また、野外における生活を体験することで、現在の自らの生活を見つめ直す機会を提供する。
  4. 自然環境教育センター紀要への投稿論文審査 2018/06/29-2018/06/29
  5. SSH理科 奈良教育大学での実験研修への参加「蛍光顕微鏡を用いたゾウリムシの自家生殖過程の観察」 2018/06/13-2018/06/13 奈良高校SSH関連の実験授業として、奈良高校SSP理科の生徒約40名を対象に、本学理科教育講座生物学大実験室にて、2016年6月13日(水)15:10〜17:30 に「SPP理科 奈良教育大学での実験研修への参加」を開催した。最初にサイエンスライティングに関する授業を40分程行い、10分程度の休憩後に、ゾウリムシの生殖とそれに伴う核の形態変化に関する授業を40分程行った。講義の後に生徒を6班に分け、それぞれの班にゾウリムシの核の形態を示す蛍光顕微鏡写真を16枚配った。それぞれの写真が示す核の形態がどのような順序で起こるかを、蛍光顕微鏡により核染色したゾウリムシを実際に観察させながら、考えてもらう授業を展開した。実験中は蛍光顕微鏡で青い蛍光をみて喜んでいる姿が印象的であった。積極性の高い生徒たちであり、授業が済んだ後に、実験室を見学にくる生徒もおり、非常に有意義な取り組みとなった。

所属学協会

  1. 日本細胞生物学会
  2. 日本比較生理生化学会
  3. 日本原生動物学会
  4. 日本動物学会

委員歴、役員歴

  1. 日本原生生物学会(旧日本原生動物学会) 評議委員 2018/10/19-現在
  2. 日本原生動物学会 評議員・編集委員長 2009/11-2011/11
  3. 日本動物学会 近畿支部委員 2004/12-2005/12